ジンエアー、今夏の仁川/関空、新千歳線にB772ER、席数倍増

  • 2016年6月9日

LJのB777-200ER型機。座席のうち48席は、シートピッチが広い「ジニープラス」 ジンエアー(LJ)は7月20日から8月28日まで、ソウル(仁川)/関空、新千歳線にエコノミークラス393席のボーイングB777-200ER型機を投入する。現在、関空線は1日2便、新千歳線は1日1便を運航し、ともにエコノミークラス189席のボーイングB737-800型機を利用しているが、B777-200ER型機の導入により、提供座席数は2.08倍に増加する。関空線にB777-200ER型機を投入するのは今回が初めて。新千歳線については昨年の夏と、年末から今年の3月初めまで導入していた。

 LJの日本地区総代理店(GSA)を務める国際興業ホールディングスによれば、今回の機材の大型化は日本発と韓国発の夏の旅行需要を見込んだもの。両路線ともに現在は日本発が全体の1割、韓国発が9割を占めているが、夏の期間は日本発の割合を増やしたい考え。関空線は全体の3分の1を、新千歳線は5分の1をめざす。運航スケジュールは以下の通り。

▽LJ、B777-200ER型機導入スケジュール(7月20日~8月28日)
・仁川/関空線
LJ211便 ICN 07時40分発/KIX 09時30分着(デイリー)
LJ213便 ICN 13時45分発/KIX 15時25分着(デイリー)
LJ212便 KIX 10時50分発/ICN 12時35分着(デイリー)
LJ214便 KIX 16時45分発/ICN 18時30分着(デイリー)

・仁川/新千歳線
LJ232便 CTS 12時10分発/ICN 15時10分着(デイリー)
LJ231便 ICN 08時20分発/CTS 11時00分着(デイリー)