ティーウェイ、仁川/大分・佐賀線再開、九州路線の増便延期

  • 2016年5月25日

TWのB737-800型機  ティーウェイ航空(TW)は、熊本地震の影響で運休していたソウル(仁川)/大分、佐賀線の運航を再開する。大分線は6月2日から、佐賀線は3日から再開。便数は運休以前と同様で、大分線が週4便、佐賀線が週3便とした。運航機材はエコノミークラス189席のB737-800型機。

 TWによれば、両路線とも仁川発の訪日旅行者が乗客の約9割を占める。大分線は4月21日から、佐賀線は4月29日から運休していたが、現在は地震で落ち込んだ需要が徐々に戻りつつあり、韓国の夏休み期間にあたる7月頃には回復する見通しだ。

 このほか、TWは福岡、佐賀、大分/仁川線の増便を延期する。福岡線は5月13日から1日1便を1日2便に、佐賀線は6月1日から週3便を週5便に、大分は6月3日から週4便を週6便にそれぞれ増便する予定だったが、地震の影響などを踏まえて延期を決定。今後の計画は未定で、再開した路線などの需要を見て増便の有無を判断していく予定だ。

 運航スケジュールは下記の通り。

▽TW、運航スケジュール
・大分/仁川線(6月2日~)
TW298便 OIT 17時15分発/ICN 18時50分着(月・水・木・土)
TW297便 ICN 14時45分発/OIT 16時15分着(月・水・木・土)

・佐賀/仁川線(6月3日~)
TW296便 HSG 17時10分発/ICN 18時30分着(火・金・日)
TW295便 ICN 14時50分発/HSG 16時10分着(火・金・日)