HIS、国内着地型商品予約サイトを子会社化、他社への卸売も

  • 2016年3月30日

 エイチ・アイ・エス(HIS)は3月30日、国内アクティビティ専門の予約サイト「アクティビティジャパン」を運営するアクティビティジャパンを子会社化した。アクティビティジャパンは、澤田ホールディングスの100%子会社でシステム開発などをおこなうインデックスが、3月16日に新設分割で設立した会社。

 提携事業者数が国内最大規模の1700社以上に上るアクティビティジャパンを子会社化することで、HISがこれまでほとんど取り扱ってこなかった国内の着地型旅行商品への取り組みを強化し、需要の取り込みをはかる。子会社の資本金は8000万円で、出資比率はHISが60%、インデックスが40%。社員数は16名で、代表取締役社長は子会社化する前と同様に大淵公晴氏が務める。

 アクティビティジャパンの予約サイトは約7000種類の着地型旅行商品を取り扱っており、対応言語は英語と日本語。これまでは提携事業者の商品を掲載するのみだったが、子会社化を契機に国内のアクティビティや文化体験プランを自社で造成し、販売するという。提携事業者数は17年までに3000社まで増やし、着地型旅行商品の数は自社造成分と合わせて1万にまで増やす考えだ。今後は、他の旅行会社へのホールセールや、HISのパッケージツアーへの組み込みなどもおこなう。

 HISによると、ターゲットは国内旅行者と訪日旅行者で、当面は日本人のFITが多数を占める見込み。訪日旅行者については、HISの海外店舗や公式ウェブサイトと連携して販売を強化することで、18年には全体の30%まで増やす。着地型旅行商品や予約サイトの多言語化も検討しているという。