ホテルオークラ東京、建替え後も旧本館ロビーの意匠を継承

  • 2015年10月28日

新本館ロビーのイメージ  今年8月末に「ホテルオークラ東京」の本館を閉館し、建替工事をおこなっているホテルオークラはこのほど、2019年春の開業を予定する新たな本館のロビーの意匠について概要を明らかにした。同社によれば、最新の設備や機能を取り入れる一方で、旧本館の「日本の伝統美」を継承するため、旧本館を設計した谷口吉郎氏の子息で東京国立博物館法隆寺宝物館などを手がけた建築家の谷口吉生氏を設計チームに起用した。

 旧本館のインテリアや装飾は可能な限り移設または再現する方針で、切子玉型をデザインした照明具「オークラ・ランターン」や、輪島の漆塗りが施されたテーブルと椅子、オランダ製の古海図をもとに製作した世界時計などはいずれも移設する。また、西陣のつづれ織りの壁画や木組みの格子など、再利用ができないものは新たに製作する。

 そのほか、新本館のロビーには「夢の架け橋」をコンセプトとする中二階なども再現する予定で、床面積は旧本館ロビーより約2割広くなるという。