北海道・東北運輸局、北海道新幹線開業に向け海外メディア招請

  • 2015年7月26日

 北海道運輸局と東北運輸局は、両管内の関係者と連携し、北海道新幹線の開業に向けて海外メディアを招聘するプロモーション活動を実施する。北海道新幹線は、2016年3月に新青森/新函館北斗間の開業が予定されているところ。両運輸局では、これによりFITやリピーターが増加することを見込み、今回はFITが多い香港、マレーシア、台湾の3ヶ国・地域から新聞社、雑誌社5社8名を招き、北海道と東北の広域観光ルートの魅力をアピールする考えだ。

 視察旅行では、FIT向けに新幹線や公共交通機関の利用を核としたルートを提案。アクティビティやお祭り体験、各種の観光スポットを紹介する。

 例えば北海道では洞爺湖でカヌーや乗馬体験といったアクティビティを体験してもらうほか、函館では赤レンガ倉庫や五稜郭タワー、函館山などを訪問。FIT向けの交通手段として、函館市電も活用する。

 東北では、青森、鰺ヶ沢、白神、弘前、五所川原、ミサワ、八戸、仙台を訪問。五所川原ではスコップ三味線体験の場を設けたほか、三沢では祭りのアトラクションが体験できるレストランを訪れる。仙台では、新施設として今年7月に開館した仙台うみの杜水族館もツアーに盛り込んだ。