香港に1600体のパンダオブジェが出現ーPMQなど訪問

  • 2014年6月15日

空港に到着したパンダ(クリックで拡大) ランタオ島の天壇大仏とパンダ  香港政府観光局(HKTB)によると、6月9日から21日まで、1600体のパンダのオブジェが香港を巡る「ツアー」を実施する。これは世界自然保護基金(WWF)が、絶滅危惧種であるパンダ保護の認知度向上を目的としておこなっているもの。フランスのアーティストのポロ・グランジョン氏が制作した、細かな紙を圧縮し固めた「パピエマルシェ」のパンダが世界中を訪れており、今までにベルリンやタイ、台湾などを訪問している。1600体のパンダは、野生に生息するパンダの数を表しているという。

 パンダは6月21日まで、香港国際空港から馬湾東湾ビーチ、シャティンの競馬場、アベニュー・オブ・スターズ、チムサアチョイ、香港文化センターピアザ、クロックタワー、スターフェリー、ビクトリアパーク、セントラルスタチュースクエアなどに出没。全長100キロメートルのルートを巡る予定だ。また、6月25日から7月17日まで、5月に開設したデザイン複合施設「PMQ(Police Married Quaters)」のオープニングセレモニーで展示される。