12年の日本の国際会議件数は2337件 前年比23.5%増と躍進

 日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)は12月18日、2012年に日本国内で開かれた国際会議件数は前年比23.5%増(445件増)の2337件だったと発表した。過去10年で最多の件数で、東日本大震災前の2010年と比べても8.2%増だった。

 外国人参加者数は同70.9%増の15万6914人と大幅な伸び。13年は訪日外国人客数の大きな躍進があったが、前年の12年も震災の影響からの回復が顕著だったことがみてとれる。

 都市別の開催件数は、1位は東京23区で500件。2位は福岡市の252件、3位は京都市の196件だった。

 JNTOでは増加の要因として、観光庁やJNTOが続けてきた正確な情報発信、会議主催者や各都市への誘致働きかけが奏功したと分析。13年も大きな伸びが期待できるとしている。


情報提供:トラベルニュース社