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スペシャリストインタビュー<DS>:日本通運 土岐温史さん

実りある教育旅行をシンガポールに仕掛けたい

Q.スペインとシンガポールのDSを取得された理由は

 どちらもお得意様の行き先で、何度か同行したデスティネーションというのが共通点です。初めに挑戦したのはスペインでしたが、取得後はお客様との会話を広げるのに役に立っています。当社はDS合格者に費用負担をしているので、積極的に取得した方がいいと思い、昨年シンガポールにも挑戦しました。


Q.何度も行かれているというシンガポールの印象は

 シンガポールへは、お得意様が主催するチャーター船研修ツアーで何度か訪れました。これは、企業で働く人々を対象にした洋上研修で、寄港地では企業視察などを行ないます。シンガポールは国土が狭いので、水蒸気で植物を育てる試みや埋め立て地を緑の島に変えるといった興味深いプロジェクトを進めています。汚水を真水に変える施設を見学するなど、何度行っても新たな一面を見ることができますね。

 DSの勉強を通して、シンガポールにはアフタヌーンティーで有名なホテルがあるとか、高級なスパができたといった女性目線の情報も増えました。勉強していなかったら、何度行っても目に留まらない情報だったと思いますが、今はセールストークに活用しています。