旅キャピタル、総合旅行ブランド「トリップスター」開始、初年度20億円へ

  • 2011年8月5日

 旅キャピタルは8月5日、新ブランド「トリップスター(TRIP STAR)」のウェブサイトをスマートフォン、PC、携帯電話向けに開設した。同社は従来、海外ホテル販売の「旅WEB」や国内航空券販売の「エアーズゲート」など複数のブランドで各種の旅行商材を販売してきていたが、訪日外国人向けを含めて年内にすべてをトリップスターに集約。ワンストップで全商材を購入できるようにし、利便性と認知度の向上をねらう。

 新サイトでは、国内、海外共に航空券とホテル、ダイナミックパッケージを販売するほか、新幹線、高速バスも取り扱う。開設当初はまず国内航空券と新幹線、海外ホテルから開始し、年内に順次その他の商材の販売も始める。

 また、新サイトはiPhoneとAndroidのスマートフォンに最適化し、24時間電話で対応する「コンシェルジュサービス」とともに他社との差別化をはかる。コンシェルジュサービスでは、旅行中の顧客対応や、深夜の航空券や宿泊の予約サービスを提供。これらの特徴を活かし、出張者に特化したブランドの展開も予定する。

 なお、旅キャピタルは現在、自社媒体で年間30億円程度、他社経由の「OEM販売」で70億円を売り上げているが、新ブランドでは2012年9月期で売上高20億円の達成をめざす。


▽旅キャピタル 「トリップスター」サイト
http://www.tripstar.co.jp/