JNTO、銀座三越に「ビジット・ジャパン案内所」、全国300ヶ所に

  • 2010年9月16日
 日本政府観光局(JNTO)は先ごろ、三越銀座店に新設された「銀座三越外国人観光案内所」を、「ビジット・ジャパン案内所」に指定した。これで全国におけるビジット・ジャパン案内書は計300ヶ所になる。2007年6月に閣議決定した観光立国推進基本計画では2011年度までに同案内所を300ヶ所とする目標が盛り込まれており、今回の指定で同目標を1年半早く達成したことになる。

 ビジット・ジャパン案内所とは、案内所の設置主体からの申請を受けてJNTOが指定するもの。現在までに47都道府県の160市区町村に設置されている。特に今年度に入ってからの申請件数が増加し、昨年末の253ヶ所から47ヶ所が設置された。JNTOでは中国人訪日個人観光査証発給要件の緩和にともない、各地方公共団体の受け入れ体制の整備強化のほか、鉄道会社や高速道路会社、宿泊施設など民間企業からの申請が増加しているという。

 JNTOでは今後も同案内所の拡充のほか、情報提供の質の向上と各案内所の相互連携の強化などをはかっていくとしている。