JTBとスキルアップNeXt、観光DX人材育成プログラム共同開発

 JTBとスキルアップNeXtは23日、自治体やDMO、観光事業者向けの「観光DX人材育成プログラム」を共同で開発したと発表。デジタル化が進んでいない観光業界の課題解決に取り組み、持続可能な観光地づくりを支援する。

JTB

 同プログラムは、「データ利活用編」「データ収集・加工・前処理編」「DXアイデアソン編」「業務効率化編」の4つの講座で構成されており、講義だけでなくワークショップやディスカッションを通して、観光施策の構築方法や、観光事業者特有の業務フローの最適化などを学ぶことができるもの。

 デジタル変革の必要性、データ分析スキルの向上、DMPの実践的活用、マーケティング戦略の編成に焦点を当てることで、業界が直面する課題解決につながる実践知識の習得機会を提供する。また、自治体やDMOの要望にあわせて、内容をカスタマイズすることも可能だという。

 なお、同プログラムは、第1回観光DX・マーケティングEXPOへの出展に合わせ、5月8日より申込受付を開始する。