マクタン・セブ国際空港をマスター【おすすめスポット&過ごし方】
マクタン・セブ空港|基本情報
エメラルドグリーンの海と、リゾート感あふれる街並みが魅力のセブ島。その玄関口となるのが、マクタン・セブ国際空港です。年間400万人以上が利用しており、フィリピン国内で2番目の利用者数を誇ります。アジアをはじめ、ヨーロッパやアメリカからの直行便も運航されており、世界中から観光客が集まる活気に満ちた空港です。
マクタン・セブ空港の基本情報は、以下のとおりです。
正式名称・略称 | マクタン・セブ国際空港 |
所在地 | |
ターミナル数 | 2 |
就航している主な航空会社 | フィリピン航空、セブパシフィック航空、アシアナ航空、チャイナエアラインなど |
日本からの主なアクセス方法 | 直行便|約4.5時間 |
日本からセブ島へは、直行便が運航されています。また、LCCも運航しているので、時期や航空会社、予約状況によっては、往復3万円台で購入することが可能です。
主要航空会社の閑散期(冬)と繁忙期(夏)での平均価格帯は、以下のとおりです。
フライトスケジュール|往路 | 成田11:10-マニラ14:50 マニラ20:00-セブ21:25 | 成田8:55-セブ13:05 |
フライトスケジュール|復路 | セブ23:50-マニラ1:05+1 マニラ4:35+1-成田10:10+1 | セブ2:05-成田8:10 |
金額(閑散期) | 35,390円 | 39,910円 |
金額(繁忙期) | 128,530円 | 155,630円 |
マクタン・セブ空港|市街地やホテルへのアクセス方法
\ タクシー /
マクタン・セブ空港では、24時間タクシーが利用可能です。目的地を告げるだけで手軽に移動できるため、フィリピンの交通機関に慣れていない方におすすめの移動方法です。
なお、支払いは現金のみとなっています。500ペソ以上の高額紙幣で支払うと、お釣りがでない可能性があるので、事前に細かいお金を用意しておきましょう。
所要時間 | 約30〜45分 |
運行時間 | 24時間 |
料金 | 300〜400ペソ(約783〜1,044円) |
\ バス /
マクタン・セブ空港の第1・第2ターミナルからSMシティ・セブまでは、公共バスが運行しています。タクシーよりも料金が安く、セブ島最大のショッピングモールへ直行できるため、移動費を抑えたい方におすすめです。
所要時間 | 約45〜60分 |
運行時間 | 7:00〜23:00 |
料金 | 40〜50ペソ(約104〜130円) |
\ Grab /
Grabは、アプリを使って配車ができるサービスです。日本語に対応したアプリで配車ができるため、現地の言語が不安な方でも安心して利用できます。支払いは、現金とクレジットカードのどちらでも対応可能。目的地に応じた料金が事前に明示されるため、ぼったくりなどの被害が心配な方にもおすすめです。
所要時間 | 約30〜45分 |
運行時間 | 24時間 |
料金 | 300〜500ペソ(約783〜1,305円) |
マクタン・セブ空港|各ターミナルの基本情報
マクタン・セブ空港は、2つのターミナルで構成されています。空港をスムーズに利用するために、各ターミナルの特徴を把握しておきましょう。
マクタン・セブ空港|第1ターミナル
マクタン・セブ空港の第1ターミナルは、国内線専用のターミナルです。主には、フィリピン航空やセブパシフィック航空、エアアジアなどが運航しています。ターミナルは、広々とした空間と洗練されたデザインが特徴です。
ショップやレストランのほかに、マッサージ施設も併設されており、フライトの疲れを癒し、リラックスしたひとときを過ごすことができます。
マクタン・セブ空港|第2ターミナル
マクタン・セブ空港の第2ターミナルは、国際線専用のターミナルです。主な航空会社には、ユナイテッド航空やエバー航空、ティーウェイ航空などがあります。ターミナルは清潔で、フィリピンらしいリゾート感のある雰囲気が特徴。お土産や免税店が充実しており、世界各国の美味しい料理を楽しめるレストランも揃っています。
第2ターミナルには、セブ島の波をイメージした巨大な木造アーチがあり、異国情緒あふれる雰囲気で旅行者を出迎えてくれます。
マクタン・セブ空港|ターミナル間の移動方法
マクタン・セブ空港のターミナル間は、無料のシャトルバスまたは徒歩で移動できます。所要時間は、シャトルバスは1〜2分、徒歩は約5分で、スムーズに移動が可能です。
乗り継ぎの場合は、ターミナル間の移動時間を考慮して、十分な時間を確保しておきましょう。
マクタン・セブ空港|空港ラウンジの活用方法
マクタン・セブ空港には、複数のラウンジがあります。海外旅行では出国手続きなどに時間がかかるため、遅くても搭乗時刻の2時間前を目安に、余裕を持って空港に到着することが一般的です。
そんな待ち時間を有効に過ごすために、空港ラウンジが重宝します。マクタン・セブ空港で快適な時間を過ごすために、各ラウンジの活用方法を把握しておきましょう。
ファーストクラスやビジネスクラスでの搭乗予定の方は、空港ラウンジを利用できる可能性が高いです。どのラウンジを利用できるかについては、航空会社に直接お問い合わせください。また、クレジットカードの付帯サービスとして空港ラウンジを利用する場合は、事前にカード会社に利用条件を確認しておくことが重要です。
ここでは、各空港ラウンジのご紹介します。
Plaza Premium Lounge|第1ターミナル(出発階)
Plaza Premium Loungeは、第1ターミナルにあるラウンジです。
ラウンジ内では、温かい軽食や冷たい軽食が提供されており、有料でシャワーの利用も可能。24時間営業のため、深夜や早朝のフライト時にも安心して利用できます。
なお、ラウンジパスは35ドル(約5,033円)で購入することが可能です。
クレジットカードの付帯サービス利用可否についての目安は、以下のとおりです。
クレジットカード | 利用可否 | 料金|カード保持者 | 料金|同行者 |
ビザ | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 要問い合わせ |
マスター | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 要問い合わせ |
ダイナース | ◯ | 無料 | 30ドル |
アメックス | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル |
JCB | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル |
Plaza Premium Lounge|第2ターミナル(出発階)
Plaza Premium Loungeは、第2ターミナルにある24時間営業のラウンジです。
ラウンジ内では、豊富なビュッフェや飲み物を楽しみながら、快適な椅子やソファでくつろげます。大きな窓から滑走路を一望でき、開放感あふれる雰囲気が魅力です。また、子供用のプレイルームも併設されています。
なお、ラウンジパスは35ドル(約5,033円)で購入することが可能です。
クレジットカードの付帯サービス利用可否についての目安は、以下のとおりです。
クレジットカード | 利用可否 | 料金|カード保持者 | 料金|同行者 |
ビザ | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 要問い合わせ |
マスター | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 要問い合わせ |
ダイナース | ◯ | 無料 | 30ドル |
アメックス | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル |
JCB | △ | 一部のカードにプライオリティ・パス付帯あり | 35ドル |
MABUHAY Lounge|第1ターミナル(出発階)
MABUHAY Loungeは、第1ターミナルにある24時間営業のラウンジです。フィリピン航空のビジネスクラス利用者や上級マイレージ会員が利用できます。
ブルーを基調とした鮮やかな色調と、木の温もりを感じるモダンな雰囲気が特徴的です。ラウンジ内には、厳選された料理が並ぶビュッフェステーションがあり、伝統的なフィリピン料理をはじめ、さまざまな美味しい料理や飲み物を楽しめます。
なお、ラウンジパスは1,500ペソ(約3,879円)で購入することが可能です。
航空会社ラウンジのため、クレジットカードの付帯サービスはありません。
マクタン・セブ空港|空港内施設を活用しよう
マクタン・セブ空港は、ショッピングやグルメなども楽しめる空港です。また、さまざまな空港内施設を上手に活用して、滞在時間を有意義に過ごせます。
ここでは、空港内の施設とおすすめのショップ、お土産、レストラン、カフェをご紹介します。
マクタン・セブ空港|ショップ・お土産をご紹介
マクタン・セブ空港には、ショッピングやお土産選びに最適な店がコンパクトにまとまっています。出国審査前のエリアにはほとんど店がないため、出国審査を終えてから空港内の散策を楽しみましょう。
世界各国のブランドをはじめ、フィリピンのお土産を扱うショップも充実しています。
\ ショップ|Bench / (ターミナル1)
Benchは、フィリピン発の有名ブランドで、最新のファッションを取り入れたスタイリッシュなアイテムが揃っています。メンズ・レディースのウェアからアクセサリーまで幅広く展開しており、ユニークなデザインが特徴です。日本では見かけないデザインも多く、店内を眺めるだけでも楽しむことができます。
営業時間|24時間
\ ショップ|Kultura / (ターミナル2)
Kulturaは、フィリピンの伝統工芸品を主に扱っている店です。手作りのアクセサリーや木工品、フィリピンの素材を使った衣類などが揃っています。フィリピンらしさを感じられるお土産やアイテムを探すのに最適です。
営業時間|04:00〜12:00
\ お土産|Islands Souvenirs / (ターミナル1)
Islands Souvenirsは、グラフィックTシャツやカラフルな小物、地元のお菓子が揃うお土産ショップです。地元アーティストの作品を取り入れたアクセサリーやアートも豊富に扱っており、フィリピンの文化を感じられるのも魅力。リゾート感あふれるデザインの商品は、フィリピンのお土産にぴったりです。
営業時間|24時間
\ お土産|MOMENT / (ターミナル2)
MOMENTは、フィリピン・セブ島の代表的なお土産を取り揃えたショップです。定番のドライマンゴーやバナナチップスに加え、パイナップルやココナッツを使ったジャムなど、セブならではの特産品も豊富に揃っています。
営業時間|24時間
マクタン・セブ空港|レストラン・カフェをご紹介
マクタン・セブ空港には、出発までの時間をゆっくり過ごせるレストランや軽食を楽しめるカフェが豊富に揃っています。旅の締めくくりにフィリピンの伝統料理を堪能したり、時間がない方はサンドウィッチやドリンクをテイクアウトしたりするのもおすすめです。
\ レストラン|Filipino Delights / (ターミナル1)
Filipino Delightsでは、地元食材を使用したフィリピン料理が楽しめるレストランです。特に、フィリピンを代表する伝統的な料理「アドボ」や「シニガン」は人気のメニュー。
家庭的で温かみのある雰囲気が魅力で、休憩や食事など、さまざまなシーンで利用できます。
営業時間|03:00〜21:00
\ レストラン|Asian Kitchen / (ターミナル2)
Asian Kitchenは、中国やベトナム、フィリピンなどのアジア各国の料理を楽しめるレストランです。軽食からしっかりとしたメインディッシュまで、豊富なメニューが揃い、さまざまな味を満喫できます。広々とした店内は、友人や家族と共にゆったりとした時間を過ごすのに最適です。
営業時間|06:00〜02:00
\ カフェ|Bo’s Coffee / (ターミナル1)
Bo’s Coffeeは、フィリピン産のコーヒー豆を使用したこだわりのコーヒーが楽しめるカフェです。焙煎から淹れ方まで一貫して丁寧に仕上げられたコーヒーは、香り高く、心をリラックスさせてくれます。
また、スナックや軽食も充実しており、旅の合間に気軽に立ち寄れるスポットです。
営業時間|24時間
\ カフェ|Coffee Bean Tea&Leaf / (ターミナル2)
Coffee Bean Tea&Leafは、広々とした落ち着いた雰囲気のカフェです。豊富なメニューから選べるコーヒーやティーはもちろん、スイーツや軽食も人気。スマホの充電設備も完備している快適な席で、読書や仕事など、待ち時間を有意義に過ごすことができます。
営業時間|04:00〜21:00
マクタン・セブ空港|両替所の設置場所
マクタン・セブ空港には、ターミナル1とターミナル2にそれぞれ4つの両替所があります。両替所は「Lulu Money」と「Curex」の2種類です。
両替レートは市街地の両替所と比べてやや高めですが、日本の両替所よりも良い条件で取引できることが多いです。現地に到着後すぐに両替が必要な方は、必要最低限の金額を両替することをおすすめします。
両替時には、航空券やパスポートなどの身分証明書が必要になるため、事前に用意しておくと安心です。
マクタン・セブ空港|無料Wi-Fiの接続方法・注意点
マクタン・セブ空港では、無料でWi-Fiを利用できます。快適にインターネットを利用するために、事前に接続方法や注意点を確認しましょう。
\ 無料Wi-Fiの接続方法 /
- Wi-Fi設定画面を開き「MCIA T1(2) FREE WIFI」を選択する
- ニックネームと電話番号を入力し、「CONTENUE」をタップする
- 規約の画面が表示されたら、同意にチェックをつけて「FREE WIFI」を選択する4.認証が完了したら、インターネットが利用可能
\ 無料Wi-Fiの注意点 /
無料Wi-Fiは誰でも手軽に使えて便利ですが、セキュリティ上のリスクもあります。クレジットカード情報の入力やオンラインバンキングなどの利用などは避け、必要最低限の情報を得る目的で利用することをおすすめします。
また、「機内モード」をON、「モバイルデータ通信」と「データローミング」をOFFに設定しておくと、海外での高額な通信料を回避できます。
セブ・マクタン空港|SIMカード購入場所・購入方法
SIMカードとは、携帯電話やスマートフォンで通信を行うための情報が記録された、小型のICチップです。これをスマホに挿入することで、通信会社と繋がり、電話やインターネットが利用できるようになります。
マクタン・セブ空港を出てすぐの場所にある「Smart」では、旅行者向けのSIMカードを格安で購入できます。購入時にはパスポートと航空券の提示を求められるため、事前に準備しておくと手続きがスムーズです。
マクタン・セブ空港|荷物預かり設置場所・料金・注意点
マクタン・セブ空港には第1ターミナルに荷物預かりサービスが設置されています。荷物を預けて身軽に空港散策をしたい方や、乗り継ぎ時間に荷物を預けたい方におすすめです。
第1ターミナル
営業時間|24時間
場所|第1ターミナル エアポートビレッジ(到着階)
料金|要問い合わせ
注意事項
貴重品や壊れやすいものは、預けないでください。また、荷物の破損や盗難については、補償されない場合があります。手荷物預かりサービスを利用する場合は、時間に余裕を持って行動しましょう。
マクタン・セブ空港|医療機関・救急外来情報まとめ
マクタン・セブ空港には、24時間対応の医療センターがあります。設備が充実しており、十分な医療スタッフが常駐しているため、さまざまな緊急事態に対応可能です。
空港内で体調が優れない場合は、空港職員に相談してください。緊急時には、(032)494-9000へ電話して医療センターに直接連絡することができます。
また、海外旅行保険に加入しておくことは、万が一に備えるために重要です。
マクタン・セブ空港|空港からアクセスしやすいホテル2選
マクタン・セブ空港は、セブ市街地から約10km離れた場所に位置しています。早朝や深夜のフライトでは、市街までの移動が不安という方も多いのではないでしょうか。そんな時におすすめなのが、空港近郊のホテルです。
ここでは、空港からアクセスしやすいホテル2選をご紹介します。早朝・深夜のフライトを予定している方、乗り継ぎでゆっくり休みたい方はぜひ参考にしてみてください。
ウォーターフロントエアポートホテル
ウォーターフロントエアポートホテルは、空港から徒歩5分の便利な立地にあるホテルです。空港からのアクセスが良いため、早朝や深夜フライトを利用する方にもおすすめ。セブ島らしいリゾート感のある雰囲気のホテルで、リラックスした滞在を楽しむことができます。
客室はスーペリア、デラックス、スイートの3タイプがあり、全室バスタブ付きです。30㎡を超える客室には、無料Wi-Fi、ケーブルテレビ、冷蔵庫などが揃っており、快適に過ごすことができます。朝食はビュッフェタイプで、料金は700ペソ(約1,809円)です。希望する方は、予約時に朝食オプションを選択しておきましょう。
ホテル名 | |
住所 | |
アクセス | マクタン空港から徒歩5分 (無料シャトルバスで1分) |
シャングリ・ラ マクタン セブ
シャングリ・ラ マクタン セブは、空港から車で15分の立地にある、セブ島を代表するリゾートホテルです。ホテル内にはレストランやプライベートビーチがあり、贅沢で快適な滞在を楽しめます。フロントデスクは24時間対応しているため、早朝や深夜のフライトでも安心です。
客室はシングルからスイートまで全7タイプあり、南国のリゾート感あふれるデザインが特徴です。朝食はビュッフェ形式で、フィリピン料理、アメリカ料理、日本食など多彩な料理を楽しむことができます。料金は、1,456PHP(約3,763円)です。
ホテル名 | |
住所 | |
アクセス | マクタン空港から車で15分 |
空港滞在を満喫!施設を余すことなく活用しよう
本記事では、マクタン・セブ空港へのアクセス方法やラウンジ、ショップ、レストランなどの情報をご紹介しました。フライトの待ち時間や早朝・深夜の到着時、マクタン・セブ空港を第2の拠点として活用することで、より快適で充実した旅を満喫することができます。
セブ島には、魅力的な観光スポットがたくさんあります。こちらの記事では、セブ島の観光スポットをご紹介していますので、参考にしてみてください!
【2024】セブ島旅行の計画に役立つ!おすすめ観光スポット18選
今回ご紹介した情報を参考に、マクタン・セブ空港滞在を存分にお楽しみください!