阪急阪神HD、10年3月期旅行・国際輸送事業は減収減益−インフル影響大きく

  • 2010年5月17日

阪急阪神ホールディングスの2010年3月期(2009年4月1日〜2010年3月31日)の連結決算で、阪急交通社と阪神航空を含む旅行・国際輸送事業の営業収益は前年比4.5%減の628億5400万円、営業利益は81.0%減の2億7600万円と減収減益となった。旅行事業では、新型インフルエンザの発生後に海外旅行を中心にキャンセルが相次いだが、その後沈静化し始めた時期にあわせて積極的に価格訴求力のある商品を投入したことで集客状況が好転。通年で新型インフルエンザの影響を払拭することはできなかったが、下期もシル...