アフターコロナでは需要の変化に敏感に対応-ロイヤルホテル八ヶ岳 総支配人 牛谷知香氏
付加価値のある長期滞在プランを検討
地域と県外消費者を結ぶオンラインショップも
日本有数の山岳リゾート地の八ヶ岳。「ロイヤルホテル八ヶ岳」は、その麓の山梨県北杜市に位置する。首都圏から2時間ほどで、八ヶ岳に加えて、富士山、南アルプスを望む雄大な自然を満喫できることから、幅広い層に親しまれているホテルだ。昨年来、新型コロナウイルスの影響を受けているが、アフターコロナを見据えた新たな施策も進めている。今年4月に総支配人に就任した牛谷知香氏に、今後のサービス展開などについて話を聞いた。(聞き手: 弊社代表取締役社長兼トラベルビジョン発行人 岡田直樹)
-まず、ご自身とホテルのご紹介をお願いいたします。
牛谷知香氏(以下敬称略) 私は2004年4月に、同じ大和リゾートグループで奈良県にある「THE KASHIHARA(ザ 橿原)」に入社しました。今年で17年目になります。料飲部、フロント、営業など様々な職種を経験し、今年4月に「ロイヤルホテル八ヶ岳」の総支配人に着任しました。着任後、八ヶ岳の緑の深さや鳥のさえずりが毎日聞こえる贅沢さを感じ、すぐに八ヶ岳の虜になってしまいました。
「ロイヤルホテル八ヶ岳」は、1997年8月1日に開業し、今年で24年目を迎えます。山、太陽、水、星の大自然を存分に味わっていただくための宿泊施設として、自然との調和を大切にしています。ホテルを一周するだけで気軽に八ヶ岳の自然の魅力を感じてもらえます。また、晴天時の屋上の展望デッキからは、富士山を含めて日本の標高ベスト3の山岳景観を眺めことができるほか、天体ドームの望遠鏡からは満天の星を楽しむこともできます。
ファミリーのお客様の受け入れにも力を入れており、ミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーのお宿」認定も取得。キッズスペースや授乳スペースなどを設け、小さなお子様連れのお客様にも安心してお過ごしいただける空間を用意しています。