大会のロゴマーク 　全日空（NH）と日本航空（JL）はこのほど、第8回札幌アジア冬季競技大会組織委員会との間で、2017年2月に札幌で開催される冬季アジア大会のオフィシャルスポンサー契約を締結した。2社は今後、日本代表選手団の移動や貨物の輸送をサポートする。

　同大会は、アジアオリンピック評議会が冬季スポーツの振興を目的として4年おきに開催しているもの。第8回大会は札幌市と帯広市で、スキー、スケート、バイアスロン、アイスホッケー、カーリングの5競技・11種目を実施する。日本政策投資銀行北海道支店によると約30ヶ国から計1500人の選手や役員が参加する見込みで、来場者数は10万人を予想。道内での経済波及効果は117億円に上るという。

　契約にあたりNH代表取締役社長の篠辺修氏とJL代表取締役社長の植木義晴氏は、それぞれコメントを発表。両者ともに、これまで各社が日本代表選手団のサポートなどに取り組んできたことについて述べた上で、経験を活かして引き続き選手や関係者をサポートする姿勢を強調した。また、大会を通して北海道の魅力を世界に発信し、観光立国の推進にも貢献する考えを示した。