米国、14年訪問者数は過去最高の7500万人、日本は4位
米国商務省国際貿易局によれば、2014年の米国への渡航者数は前年比7%増の約7500万人となり、過去最高を記録した。訪問者数が最も多かったのはカナダで1.8%減の2297万5195人。2位以降はメキシコが19.2%増の1733万4495人、英国が3.6%増の397万2655人、日本が4%減の357万9363人、ブラジルが9.9%増の226万3865人で続いた。
米国では2010年に半官半民の観光プロモーション団体であるブランドUSAを設立し、世界30ヶ国以上でマーケティング活動をおこなっているところ。ブランドUSAが2014年に全米の各州や市の観光局、ホテル、レンタカー会社などと共同でおこなった観光促進プログラムの数は、年間で200件におよぶという。パートナーとなる団体の数は前年比40%増の475団体に増加した。米国は2021年までに、年間訪問者数を1億人に増やす目標を掲げている。