マレーシア航空（MH）はこのほど、マイレージプログラム「エンリッチ」のマイルチャートを改定したことを受けて、特定路線の特典旅行について最大50％を割り引くプロモーションを開始した。近距離路線のゾーン1およびゾーン2の利用者については、マレーシア国内からペナン、ジョホールバル、バンコク、シェムリアップなどへの路線について、年間を通じて6000マイルから利用できるようにする。また、長距離路線では新たに「ゾーン7」を新設。同区間の一部路線でもマイルを割り引く。

　希望する路線に対してマイルが足りない場合は、現金を追加した上でマイルを使用することが可能。1000マイル以上のマイルがあれば不足分を現金で補うことができる。なお、改定されたマイルチャートはMH運航便にのみ適用し、他社が運航するコードシェア便には適用しない。提携航空会社との間で、マイルの獲得や利用レートに関するルールの変更はないという。

　そのほか、今回改定したマイルチャートでは、ビジネスクラス利用客の獲得マイルの積算率を、従来の150％から175％に引き上げている。