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VISIT JAPANトラベルマートとMICEマート、358社のバイヤー参加

  • 2014年9月18日

 観光庁はこのほど、2014年9月24日から9月30日に開催する「ジャパン・トラベル・ウィーク」のうち、24日から26日に開催される2つのインバウンド商談会の参加社数を発表した。9月12日現在、「VISIT JAPANトラベルマート(VJTM)2014」には26ヶ国・地域から340社、「VISIT JAPAN MICEマート(VJMM)2014」には9ヶ国・地域から18社の海外バイヤーが参加する。2つのイベントを合わせて28ヶ国・地域から過去最多となる358社が参加する見込みだ。また、海外メディアは10ヶ国・地域から12社が訪れる予定。

 出展者としては国内の観光関係企業・団体からなる国内セラーが400社・団体参加するほか、事前のアポイントをおこなわない観光関係企業として、17社・団体が出展する。このほか、9月27日から30日にはファムトリップを実施する予定。日帰りコースから4泊5日コースまで11コースを用意しており、日帰りコース以外では宿泊施設の視察と現地関係者との意見交換会もおこなう。海外メディアを含め、24ヶ国・地域から180人が参加するという。

 観光庁長官の久保成人氏は9月17日の専門誌会見で、VJTM、VJMMについて「海外から多くのバイヤーが参加するため、訪日向けツアーの増加につながる」と期待を示した。特に今年は新たにMICE専用コーナーとしてVJMMを設けており、「初めて(MICEの)海外バイヤーが来る」ため、MICE振興に繋がるとの考えだ。2013年はVJTMにより10万人の訪日外客を誘致できたといい、今年は更に増加をめざしたいと語った。

 また、ジャパン・トラベル・ウィークについては「内外の多彩な魅力が全てピーアール」できるといい、「国内旅行の活性化と海外旅行の促進に強く期待している」とコメント。「世界三大イベントに内容も数字もなるよう期待している。イベントを成功させたい」と意気込みを語った。