日本旅行業協会（JATA）はこのほど、訪日ツアーオペレーターの品質を認証する「ツアーオペレーター品質認証制度」の第1期認証会社を決定し、6月1日にJATAの専用ウェブサイトで発表した。

　第1期で認証されたのは、第1種旅行業20社、第2種旅行業2社、第3種旅行業1社の計23社で、このうち訪日インバウンド専業の会社は6社。JATA会員以外からも2社登録があった。認証会社は認証登録受付証を交付され、認証マークが利用できるようになる。

　第1期の申請受付期間は4月1日から30日まで。認証審査手続きに必要な専用ウェブサイトのIDとパスワード発行依頼は42社あった。第2期の申請受付は7月1日から31日の1ヶ月間を予定しており、JATAによると約20社の認証を見込んでいるという。

　今回の認証審査は5月23日に開催した、品質認証審査委員会で実施。認証した会社については、専用ウェブサイトに社名と連絡先、対応可能な言語などの情報を掲載している。また、サイトへのリンクを観光庁や日本政府観光局（JNTO）のウェブサイトに貼るとともに、ウェブサイトを英語、中国繁体字、簡体字、ハングル語化し、外国人への訴求もはかる。今後はパンフレットを作成し、海外のトラベルマートなどでJATA会員の協力のもと、配布することも検討中だ。今回認証された会社は下記の通り。

▽第1期認証会社（登録順）
日本旅行
阪急交通社
名鉄観光サービス
ジャパングレーライン
ANA セールス
ジェイティービー
東日観光
トップツアー
JTB グローバルマーケティング＆トラベル
近畿日本ツーリスト
中青旅日本
トラベルイノベーションジャパン
JTB 西日本
JTB 九州
JTB 沖縄
ジャパンホリデートラベル
びゅうトラベルサービス
JTB 首都圏
JTB 中部
トライアングル
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