トリップアドバイザーがこのほど実施した「旅行者物価指数　世界のルームサービス2013」によると、最も費用が安い都市はケープタウンで、最も費用が高い都市はモスクワとなった。東京は7番目に費用の高い都市であったという。

　調査は、2013年1月23日から2月5日までに世界46都市の4ツ星ホテルを対象にホテルでの各種サービスの追加費用を調査し、平均費用を比較したもの。調査項目は、ルームサービスで注文したクラブサンドイッチ、各室内のミニバーにあるボトルのミネラルウォーター、缶コーラ、ピーナッツ、ミニボトルウォッカ、ランドリーサービスでのYシャツのドライクリーニングの6つ。

　調査の結果で平均費用が最も低かったのはケープタウンの1847円で、2位はシャルムエルシェイクの2239円、3位はムンバイの2383円であった。4位以降はイスタンブール、ブエルトバジャルタ、ブダペスト、ソフィア、ジャカルタ、マラケシュ、台北などとなった。

　一方、旅行者物価が高い国は、1位がモスクワで7772円、2位がパリで6470円、3位がストックホルムで6443円となり、4位以降はオスロ、チューリッヒ、ヘルシンキなどが続いた。東京は5499円で7位となり、アジアでは最も高い都市となった。