ドバイ、第1四半期の日本人宿泊者25%増、座席増など奏功
ドバイ政府観光・商務局によると、2012年第1四半期(2012年1月~3月)の日本人宿泊者数が前年比25%増の1万7057人となった。全世界からの宿泊者数は9%増の259万6702人で、平均を大きく上回る伸びを示したことになる。
同局では、日本人増加の要因として、2011年11月にエミレーツ航空(EK)が成田/ドバイ線をデイリー化したことや、エティハド航空(EY)を利用してドバイとアブダビを周遊するパッケージツアーが増加したことを指摘。
また、ドバイが舞台となった映画「ミッション・インポッシブル」の公開に合わせて、主要旅行会社と共同でプロモーションを展開したこと、日本語の公式Facebookページとキャンペーンサイトの開設なども奏功したとの分析だ。
なお、ドバイ政府観光・商務局日本事務所では2012年、アラブ首長国連邦建国40周年を記念したロゴマークを設定し、積極的にプロモーションを展開しているという。現在はフォートラベルでドバイの旅行記コンテストを実施しているほか、5月22日から25日にかけては東名阪で業界向けセミナーとワークショップも開催。6月以降には、夏の家族向けプロモーションを従来とは一新して実施する計画だ。