エミレーツ航空、A380を成田/ドバイ線に導入-12年7月1日から
エミレーツ航空(EK)は2012年7月1日、成田/ドバイ線にエアバスA380型機を導入する。総座席数は489席で、エコノミークラス399席、ビジネスクラス76席、プライベートスイートのファーストクラス14席。これにより、成田/ドバイ線の1便あたりの座席数は135席増加する。EKでは、ドバイからロンドンやミュンヘン、パリなどへもA380型機を運航している。
EKのA380型機では、キャビンの2階部分にファーストクラス、ビジネスクラスを設けた。前方のファーストクラススペースには完全個室のマッサージ機能が内蔵されたフラットベッドシートと、機内シャワー設備「シャワー・スパ」を完備している。シャワーや床暖房、革張りのシートを配置した脱衣場なども設置した。後方のビジネスクラススペースには、完全フラットベッドの座席を導入し、全乗客が通路側に面した配置となっている。このほか、2階には両クラスの乗客が利用できるラウンジスペースを設けた。
また、1階はエコノミークラスで、全座席にEK独自の機内エンターテインメントシステム「ice」を搭載し、個別モニターで1200以上のオンデマンドチャンネルと日本語チャンネルを楽しむことができる。