ハワイアン航空（HA）は11月17日、5機のA330-200型機を発注した。長距離線用機材の入れ替えと拡充の計画に基づいたもので、2013年から2015年までの間に受納を予定。同時に3機のオプション契約も締結している。路線網の拡大と、既存のボーイングB767-300型機との入れ替えをおこなう。

　HAでは現在、すでに5機のA330型機を所有しており、2012年には4機、2013年から2015年にかけてはさらに13機を追加する。HAは機材計画として、北米や国際線市場用に、A330型機とエアバスA350XWB-800型機への移行を予定しており、2013年から2015年までの3年間では、合計10機の767型機を退役する。

　新しいA330型機はすべて2クラス構成で、座席数は294席。B767-300型機と比較すると、1機あたりの客席数は30席増加する。HAでは、2012年6月5日からデイリーで運航予定のホノルル／ニューヨーク線にもA330型機を投入する予定だ。