エミレーツ、260億米ドルで航空機発注-B777型機50機と20機オプションで
エミレーツ航空(EK)はドバイ航空ショーで、ボーイングB777-300ER型機と同型機20機のオプションを発注した。契約総額は260億米ドルで、ボーイング社の1回の航空機発注額では史上最高額となるという。内訳は50機の受注が約180億米ドル、20機のオプションが約80億米ドル。発注した機材は、EKの機材の中で使用年数が長い航空機と交換していく。
なお、EKは現在、162機の航空機を保有。B777型機では貨物専用機3機を含め、95機を運航している。また、発注受注待ち機材は今回発表したB777型機を含め、エアバスA380型機が73機、A350型機が70機、ボーイング貨物機6機をあわせ計239機で、920億米ドル以上に相当するという。