日本旅行の2011年9月の旅行総販売額は前年比4％増の355億9326万円となり、3月以来初めて前年を上回った。このうち、海外旅行は10.7％増の135億7349万5000円と2ケタ増。国内旅行も減少幅が縮小し、2.3％減の206億3826万円となった。国際旅行は66.5％増の14億2427万3000円となった。

　海外旅行では、団体旅行が12.6％増の22億1334万9000円で、このうち一般団体は12.5％増の16億7508万1000円、教育団体も13.2％増の5億3826万8000円と増加した。企画商品は1.3％増の63億2421万8000円で、他社企画商品は7.6％減の10億5591万円と減少したが、マッハ・ベストツアーは3.3％増の52億6830万8000円と増加した。個人旅行は31.9％増の45億8311万2000円の2ケタ増となった。

　国内旅行は、団体旅行が5.9％増の40億8155万9000円で、このうち一般団体は9.8％減の23億4796万8000円と前年を下回ったが、教育旅行が38.5％増の17億3359万1000円と牽引した。企画商品は0.9％増の70億2086万7000円で、他社企画商品は12.0％減の10億1011万1000円であったが、赤い風船は3.5％増の60億1075万6000円となった。JR券、航空券、一般宿泊などの個人旅行計は7.6％減の95億3583万4000円であった。