キャセイパシフィック航空（CX）は、8月1日から9月30日までの日本発券分について燃油サーチャージを値上げする。日本／香港、台北線で、現行の1区間7000円から1500円引き上げ、8500円となる。ただし、香港以遠の南西太平洋や北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南アジア亜大陸方面の長距離路線、東南アジア、中国方面などの短距離路線は据え置く。香港ドラゴン航空（KA）が運航する香港以遠の路線についても同様に変更する。

　また、ヴァージン・アトランティック航空（VS）も、8月1日から9月30日までの日本発券分について、成田／ロンドン間を4000円引き上げて1区間2万8000円とする。

　なお、両社とも、6月から7月の2ヶ月間のシンガポールケロシン市場平均価格が1バレルあたり60米ドルを下回った場合、10月発券分より燃油サーチャージを廃止する予定だ。