エミレーツ、10年度純利益16億ドル、旅客数は14.5%増3142万人に
エミレーツ航空(EK)などを展開するエミレーツ・グループは2011年3月期(2010年4月1日〜2011年3月31日)決算で、59億AEDディルハム(約16億米ドル)の純利益を計上した。23年連続の黒字という。売上高は前年比26.4%増の574億AEDディルハム(約156億米ドル)となり、このうちEKの売上高は25%増の544億AEDディルハム(約148億米ドル)であった。
EKの運航実績では、旅客数は14.5%増の3142万2000人。座席供給量を13.0%増と拡大したが、座席利用率は1.9ポイント増の80.0%を記録した。収益を地域別で分析すると、東アジア/オーストラレーシア地域は30.9%増となり、北米の37.9%増に次ぐ伸び率。また、東アジア/オーストラレーシア地域のシェアは29.2%で、ヨーロッパの27.2%、西アジア/インド洋の12.1%、湾岸/中東の10.6%などを上回っている。
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