旅行会社各社、東京ディズニーランドで特別プラン設定−GW需要に期待も

  • 2011年4月15日
 東京ディズニーランド(TDR)の4月15日からの再開を受け、旅行会社各社ではゴールデンウィーク(GW)期間にも対応した特別プランを設定するなど、需要の取り込みをはかる動きがはやくも活発化してきている。

 日本旅行では、4月14日にTDR特別プランを発売。出発日は4月15日から7月31日までとした。同社広報室によるとすでに予想以上の問い合わせがきており、「限られた中でこれほど問い合わせがあるということは、需要が高かったということでは」との考えだ。TDRの商品はTDRのGWの営業再開を期待する顧客が多くおり、それほどキャンセルが発生していなかったという。同社ではウェブサイトで4月15日から4月30日の宿泊で、インターネットでの申込み者を対象に、抽選で200組に1組当たり1000円の東京ディズニーリゾートギフトカードが当たるキャンペーンも実施し、需要の取り込みをはかる考えだ。

 JTBもエースJTBで「ニッポンの元気な旅」として、4月15日から4月28日出発限定で新商品を発売。近畿日本ツーリスト(KNT)も緊急特別プランとして東京ディズニーリゾートオフィシャルホテル6軒の宿泊プランを発売した。ウェブパンフレットのデータを各店舗で印刷し、店頭での販売も実施する。出発日は4月15日から5月8日とした。

 また、ジャルパックでも既存商品の募集再開に加え、4月18日に新商品を発売する予定だ。4月28日から5月31日の期間の特別プランとし、宿泊とTDRのパスポート、羽田からの送迎バスをセットにした。

 なお、各社ともTDRの営業時間が8時から18時に短縮されたことを受け、時間短縮など旅行条件の変更を理由に予約をキャンセルする場合はキャンセル料を収受しないとしている。JTBと日本旅行は4月12日出発分までを対象とした。


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