JTB首都圏、心ふれあう旅デスクで地産地消の旅を提供−農協観光と協力し

  • 2010年11月8日
 JTB首都圏はこのほど、高齢者向けの旅行を企画する「心ふれあう旅デスク」で、農協観光の商品「地産地消・持参地消こだわりの宿」を活用したツアーの販売を開始した。これは、その土地の食材をその土地で食べられるホテルや旅館に宿泊するもので、全8コースを用意。100名の取扱いをめざす。

 心ふれあう旅デスクでは、食が健康の源でもあるとの考えから、高齢者にも地場産の新鮮な食材を楽しんでもらえるようゆとりある行程とし、地場産の食材以外の農産物、畜産物も国産を使用するなど食にこだわった。夕食は全てコースで、地場産の食材を100%使用する「極めるコース」、品数の半分程度にその土地の食材を使用する「満喫コース」、その土地の食材を2、3品程度使用する「味わうコース」の3種類を用意。さらに、足腰に自信のない人でも寛げる椅子やテーブルを用意した。全コース添乗員付きで、祭りや世界遺産などの見どころも取り入れている。

 なお、旅行代金は、例えば群馬県水上温泉に宿泊する「極めるコース」の場合、1部屋2名で大人1名3万8000円から4万円だ。