KNT、9月の海外旅行取扱額は10.2%増−団体旅行が増加

  • 2010年11月1日
 近畿日本ツーリスト(KNT)の9月の旅行総取扱額は、前年比2.6%減の367億6178万4000円となった。このうち、海外旅行は10.2%増の148億610万6000円。一般団体が48.9%増の30億4664万6000円、学生団体が52.8%増の5億8721万7000円となり、団体合計で49.5%増の36億3386万3000円と前年を大幅に上回った。ホリデイは0.4%増の58億7030万円で、海外企画計は前年とほぼ変わらず58億7941万5000円、個人旅行は3.2%増の52億9282万8000円となり、団体旅行が海外取扱額をけん引した。

 国内旅行は13.1%減の203億977万円で、団体、企画、個人いずれも前年を下回った。一般団体は7.4%減の33億3219万6000円、学生団体は12.7%減の39億1478万1000円で、団体合計でも10.3%減の72億4697万7000円。メイトは15.4%減の86億372万円で、国内企画計は15.4%減の86億549万円であった。個人旅行は12.8%減の44億5730万3000円となった。

 このほか、国際旅行はアジア圏からの訪日需要に支えられ、118.8%増の12億2730万3000円と倍増した。なお、前年までグループ会社に計上していたアジアと中国からの取扱実績をKNT本体に計上している。