JTB西日本など、京都を学ぶ「楽洛キャンパス」、紅葉期の11月に初開催

  • 2010年9月9日
 JTB西日本と同志社大学による京都観学研究会と京都商工会議所は、京都を学ぶ観光プログラム「楽洛キャンパス」を、紅葉シーズンの11月に開催する。京都のピークシーズンである11月に開催するのは、2007年の開講以来初めてのこと。今回は「京都御所と宮廷文化〜紅葉の京都を雅に愛でる三日間」として、京都御所では一般公開にあわせて、下御霊神社の宮司である出雲路敬直氏とともに内部を見学する課外講座を設定。また、「門跡寺院」をキーワードに紅葉の美しい「大原三千院」「青蓮院」「曼殊院」で講話を聴くほか、「御所人形」の作り手である有職御人形司十二世の伊藤久重氏から御所人形の作り方をライブ形式で学ぶ企画も盛り込んだ。

 ツアーはエースJTBの関西発と首都圏発の2発地で設定。関西発は京都発着の3日間プランで「宿泊あり」「宿泊なし」を用意する。出発日は11月17日と18日の2コースとし、各コースの定員を40名とした。旅行代金は宿泊なしの場合で大人・子ども共に1名7万円、宿泊ありの場合は9万5000円。首都圏発商品は9月中旬ごろの販売で、往復の交通と宿泊を用意し、添乗員が案内する。さらに、今回はJCBトラベルとも共同販売を展開し、JCBゴールド会員向けの冊子10月号で告知する予定だ。