阪急交通社、4月の海外旅行取扱額は1.6%減−アジアと欧州は好調

  • 2010年6月9日
 阪急交通社の2010年4月の旅行取扱額は、前年比0.4%減の317億4751万9000円となった。このうち海外旅行は1.6%減の189億319万9000円。マチュピチュで起こった水害により北中南米方面が伸び悩んだが、韓国以外のアジア方面の廉価商品や欧州方面で好調に集客したため微減に留まった。国内旅行は、1.1%増の124億8622万円、外国人旅行は10.9%増の3億5811万円となった。

 なお、2010年4月の組織再編による影響を調整(※)すると、海外旅行の取扱額は2.2%増となる。


※阪急交通社は2010年4月に阪神航空と統合、業務渡航部門を阪急阪神ビジネストラベルとして子会社化。調整前の取扱額は、2010年が阪急交通社と阪神航空フレンドツアーの合計から業務渡航部門を除いた数値。2009年は業務渡航部門を含めた旧阪急交通社の数値。調整後は、2010年の計算方法で2009年の数値を算出