JATA、チャーターコーディネーターに元JLパリ支店長の引田潤造氏

  • 2010年6月7日
 日本旅行業協会(JATA)は、チャーター便の利用促進のために設置する「チャーターコーディネーター」に、日本航空(JL)パリ支店長やジャルパック執行役員などを歴任した引田潤造氏を起用することを決定した。6月7日付で嘱託職員として採用する。

 チャーターコーディネーターは、JATAが事業計画でも掲げるチャーター便の利用促進をねらうもの。2008年12月にチャーター便の規制が緩和された後も思うように設定本数が伸びないなか、チャーター便の設定に前向きな旅行会社や航空会社、外国政府観光局、地方自治体、空港会社、業界団体などの情報を集約し共有できるようにする方針。ただし、JATA海外旅行業務部部長の田端俊文氏によると、具体的な活動については引田氏の着任後に詰める予定だ。

 なお、引田氏は1967年にJLに入社した後、ジャルパックのヨーロッパ・オセアニア部長、JL営業本部宣伝部長、JLパリ支店長、ジャルパック執行役員(マーケティング部・販売部担当)などを歴任し、2007年6月に退職していた。略歴は下記を参照のこと。


▽引田潤造氏略歴
1967年 4月 日本航空入社
1990年 7月 ジャルパックヨーロッパ・オセアニア部長
1993年12月 日本航空営業本部マーケティング室宣伝グループ次長
1996年 7月 同福岡支店販売部長
1999年 4月 同営業本部宣伝部長
2001年 4月 同パリ支店長
2005年 6月 ジャルパック転籍
       同執行役員(マーケティング部・販売部担当)
2007年 6月 同退職
2007年 7月 プリヴェ企業再生グループ(株)入社
       同社シンガポール運用会社常務取締役
2010年 4月 同退職