ジェットエアウェイズ、国内線で新シートを導入−プレエコの位置づけ

  • 2010年5月11日
 ジェットエアウェイズ(9W)は4月26日、インド国内の一部路線で新シート「コネクトセレクト」を導入した。9Wの日本総代理店を務めるグローバルサービスによると、最近では国内を移動する際に飛行機で移動したいという要望があり、ビジネスクラスよりも安価でプレミアム感のある座席を設定することで多様なニーズに応えるねらいだ。

 コネクトセレクトは、プレミアムエコノミーの位置づけで、エコノミークラスよりも8インチ広い40インチのシートピッチを用意。運賃は、通常のインド国内線ビジネスクラスより20%ほど安く設定するという。このほか、専用チェックインカウンターやビジネスクラスラウンジの利用、バゲージプライオリティー、機内でのウェルカムドリンクや食事も提供する。該当路線はデリー、チェンナイ、バンガロール、ムンバイ、コルカタ発着路線。使用機材はボーイングB737−800型機で、8席導入する。

 旅行会社からの反応も良いといい、下期商品から同シートを活用してもらえる見込み。実際の商品で利用してもらうことで認知度を高め、販売の拡大につなげる方針だ。