マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループは今年12月、「マンダリン・オリエンタル・ラスベガス」をオープンする。ストリップ沿いに建つ「シティセンター」の敷地内に47階建てのホテルで、全392室のゲストルームとスイートのほか、227のレジデンスも併設する。客室には最新テクノロジーを駆使し、照明や温度からエンターテイメントまで、利用客の好みにあわせた環境を提供する。

　館内には23階のスカイロビーやシグネチャーレストラン「MOsenビストロ」など、ダイニングやバーを数多くそろえた。また、17のトリートメントルームやフィットネスセンター、ヨガスタジオを含む2フロアのスパ、20のカバナを設けたプール施設やプールカフェや、最大600名を収用できる宴会場もある。ただし、カジノ施設へ併設していない。

　なお、シティセンターは今年終盤にオープンを予定する複合商業施設で、「ベラッジオ」と「モンテカルロ」の両ホテル間のストリップ中心に位置する。同ホテルのほか、「アリア・リゾート＆カジノ」「Vdara」「ザ・ハーモン」のオープンが予定され、ホテル客室で計約6300室が誕生することになる。また、レジデンス施設「ヴェール・タワーズ」やショップ、エンターテイメント施設の「クリスタルズ」もオープンする。


▽関連記事
◆ラスベガス、「エンターテイメントの首都」で需要喚起−9月に具体策発表（2009/06/22）