JTB、イベント受付・決済の新システムを開発、機能拡充、運営業務も受注

  • 2009年5月25日
 ジェイティービーは6月1日から、イベントの受付・決済をウェブ上で完結する新システム「AMARYS」(アマリス)の稼動を開始する。2002年から稼動した大会・学会のウェブからの参加申込みシステム「Multi Entry」(マルチ・エントリー)の光景システムで、学会・大会以外の社内イベントやスポーツイベントなど種類を広げ、イベント主催者からの問い合わせや、主催者と参加者とのコミュニケーションといった機能を拡充したのが特徴。イベントにおける旅行部門のみならず、受付・運営業務などの包括的な受注をしていく。

 アマリスではイベントの申込みのほか、ホテル・交通機関の手配、オプショナルツアーの申込み、記念品購入などを、一つの画面で完結できるようにした。また、携帯電話からも参加などの簡易な登録や申込み内容を確認できる機能も付ける。さらに8月には英語表示の画面を用意するほか、将来的には中国語、韓国語の画面開発も想定。2008年度の取扱イベントは300件であったが、2010年度には500件、約50億円の取扱を目標とめざす。