JTB九州、MICE需要を1520億円と試算、専門組織設立−11年度に40億円めざす
JTB九州は4月1日、MICEの専門組織「JTB九州 イベントコンベンション営業部」を設立、同市場での事業拡大に取り組む。同社では九州におけるMICE市場規模を1520億円と試算。09年度からの3ヶ年の中期経営計画で最重要分野として位置づけ、福岡を中心とした需要拡大と九州経済の活性化をはかる。特に福岡を中心に国内、海外の医学会、スポーツ大会、学術大会を中心とした大会サポート業務を強化し、宿泊や交通の手配やエントリービジネスまで幅広い業務を実施。積極的に国際大会やイベントを誘致していく。一方で、法人分野では総務業務の軽減や出張コストの削減、職場旅行を通じた社員のコミュニケーションアップといった「インナー・コミュニケーション事業」に加え、ジェイティービーのネットワークを活用したプロモーション展開による販売促進の強化展示会やイベントの企画・運営による営業活動支援などの「アウター・コミュニケーション事業」を強化する。
2008年度の同社のMICEによる取扱額や約12億円の見込みであるが、09年度はすでに複数の学会関係の開催が予定されており、66.6%増の20億円をめざす。さらに今後も九州新幹線の開通によってさらなる展望が見込めるとして、2011年度には40億円の取扱を目標としている。
なお、JTB九州が捉えるMICEとは、「ミーティング」「インセンティブ」「コンベンション」「展示会」で、少人数の企業会議でもミーティングや料飲、宿泊がともなった場合はMICEグループと捉える。各企画から立案、手配、運営など、幅広い業務に取り組む。
2008年度の同社のMICEによる取扱額や約12億円の見込みであるが、09年度はすでに複数の学会関係の開催が予定されており、66.6%増の20億円をめざす。さらに今後も九州新幹線の開通によってさらなる展望が見込めるとして、2011年度には40億円の取扱を目標としている。
なお、JTB九州が捉えるMICEとは、「ミーティング」「インセンティブ」「コンベンション」「展示会」で、少人数の企業会議でもミーティングや料飲、宿泊がともなった場合はMICEグループと捉える。各企画から立案、手配、運営など、幅広い業務に取り組む。