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九州国立博物館、世界遺産暫定リスト入りを記念し、「あおもり縄文展」開催

  • 2008年11月28日
 九州国立博物館は12月21日まで、青森県、および青森県教育委員会とともにトピック展示「あおもり縄文展〜JOMONを世界へ、三内丸山からの発進〜」を開催している。これは現在、青森県と北海道、岩手県、秋田県と連携して世界文化遺産登録をめざしている「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、9月26日には国内候補遺産リストである暫定一覧表に記載が決定したのを記念するもの。今回の展示会では、青森県内に所在する縄文遺跡で、国の特別史跡である三内丸山遺跡や、国指定史跡の小牧野遺跡、是川遺跡、亀ヶ岡遺跡などの遺物を展示し、縄文文化の価値と魅力を紹介。重要文化財の大型板状土偶や袋状編物(三内丸山遺跡)、県重宝の狩猟文土器(韮窪遺跡)など約500点を展示する。また、世界文化遺産登録をめざす取り組みをパネルで紹介するほか、俳優の苅谷俊介さんを招いた対談、記念フォーラム、青森県の観光物産展など、さまざまなイベントもあわせて開催する。


▽九州国立博物館 「あおもり縄文展」
http://www.kyuhaku.com/pr/exhibition/exhibition_pre41.html