アマデウスによると、海南航空（HU）がeリテール・ソリューションを導入、これを支援したという。HUがeリテール・ソリューションを採用したことで、アマデウスのEコマース・ソリューションを導入した中国系航空会社は4社目となる。アマデウスeリテール・ソリューションは、HUの航空券や旅行商品の予約をそれぞれの自国語で行うことが出来るようになる。多言語化は、中国／北米間、中国／ドイツ間の就航を受けたもので、北米をはじめ、ドイツ、ハンガリー、ベルギーなどの集客を目指しているという。HUではこのシステムの導入で、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、簡体字中国語に対応、顧客の利用満足度の向上と、コンバージョン・レート（成約率）の改善、収益の拡大をめざす。

　なお、アマデウスはこのほど、ジェットエア（O2）、アトランティスヨーロピアン航空（TD）の「アマデウスアクセス・セル」機能を追加した。アクセス・セル機能の稼動で、航空会社のシステムを通して、コンファーム、ウェイティングの回答が即時に得られるようになる。