成田、9月の方面別旅客数はグアムのみ2%増−近距離は比較的堅調

  • 2008年11月4日
 成田国際空港の2008年9月の方面別国際線旅客数で、北マリアナ諸島を含むグアム線が前年比2%増の5万8200人となった。国際線旅客数全体では13%減の156万9898人で、グアム線以外は前年割れしたが、コンチネンタル・ミクロネシア航空のグアム線とノースウエスト航空(NW)のサイパン線の増便を受け、唯一前年を上回った。傾向としては、中・長距離路線の苦戦と、それに比べれば比較的堅調な短距離路線の傾向が明確になった。例えば、太平洋線は8%減の35万人、ヨーロッパ線は9%減の18万2800人、オセアニア線は22%減の4万9100人であった一方、韓国線は6%減の11万6800人、台湾線は3%減の9万2000人などとなった。ただし、中国は20%減の14万4200人、香港は11%減の8万4400人となっている。


▽方面別旅客数(路線/旅客数/前年比)
太平洋線/8%減/35万人
欧州線/9%減/18万2800人
アジア線/11%減/22万5100人
中国線/20%減/14万4200人
韓国線/6%減/11万6800人
台湾線/3%減/9万2000人
香港線/11%減/8万4400人
オセアニア線/22%減/4万9100人
グアム線/2%増/5万8200人