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JR東日本と全日空、共通カードの募集開始など包括提携を推進

  • 2008年10月9日
 東日本旅客鉄道(JR東日本)と全日空(NH)は10月22日から、ANAカード・ビューカード機能と、SKiP・Suica機能を搭載した提携カード「ANA VISA Suicaカード」の募集を開始する。2007年12月に発表した営業面での包括提携の一環で、このほか、10月8日からは個人向けWEBサービスの「えきねっと」と「ANA SKY WEB」、法人向けWEBサービスの「ビジネスえきねっと」と「ANA@desk」で相互の連携をはかり、さらに11月4日からは、ANAグループの空港内売店「ANA FESTA」の羽田空港内の14店舗でSuica電子マネーを導入する。

 このうち、「ANA VISA Suicaカード」はANAカードの機能として、NHグループやスターアライアンス便の搭乗でマイルを加算するほか、NH運航便搭乗時のボーナスマイル積算などの特典、サービスを提供。また、ビューカード機能として、JR東日本の窓口での乗車券類の5万円未満の会計時はサインを必要としないほか、Suicaへのクレジットチャージやオートチャージのサービスも実施する。さらに、提携カードの限定特典として、1万マイル単位でSuicaに直接チャージすることも可能とする。入会申し込みは10月22日から12月26日の期間、羽田空港と伊丹空港で受け付けるほか、10月31日にはウェブサイト上でも受け付けを開始。2空港で申し込んだ先着1000名にはSuicaペンギンのトートバッグをプレゼントする。

 また、ウェブ提携では、個人向け、法人向けそれぞれで両社のサイト間の遷移を簡易にし、例えばJR東日本の顧客が「えきねっと」からNHの国内航空券の予約、購入、逆にNHの顧客が「ANA SKY WEB」からJR券の予約、購入を
できるようにした。

 なお、提携開始を記念して、12月25日までの期間、両社の個人向けの各サイトでキャンペーンを実施する。


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