レイトサマーの「安い」認知広まる、6割が旅行を予定−アジア、欧州が人気

  • 2008年9月11日
 アップルワールドが同社サイトで実施した、レイトサマー旅行に関するアンケート調査で、回答者の60.1%がレイトサマー旅行を予定していることが分かった。その理由として、「旅行代金が安くなる」が47.1%と最も多かった。また、「9月から10月初旬しか休みが取れなかった」が18.3%おり、夏休みが分散化し、ピークをはずした旅行のメリットが消費者に認知されつつあるようだ。年代別で「旅行代金が安くなる」と回答が多かったのは35歳から39歳、40歳から44歳。特に40歳から44歳は「7月、8月の旅行に行った」とする回答が全体の0.7%と少なく、子育て世代は家計の状況を判断して旅行を選ぶ傾向にあることがうかがえる。

 方面別ではアジアが40.1%と多く、国内が22.2%、ヨーロッパが17.0%、アメリカ本土が8.3%と続く。1位と2位の結果を見ると、レイトサマーでも「安・近・短」人気の傾向が強いが、燃油サーチャージが高いヨーロッパも17.0%と健闘しており、旅行代金の安くなる時期をねらった可能性も見て取れる。

 一方、レイトサマー旅行に「出かけない」人の理由は、「既に7月、8月に旅行に行った」が54.1%。「旅行代金や燃油サーチャージが高い」とする理由も15.8%にのぼった。

 今回の調査は8月20日から8月26日まで、アップルワールドのサイト上で実施。男性162通、女性219通の全381通の回答を得た。


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