成田国際空港の夏休み期間（7月17日〜8月31日）の旅客数は、前年比6.8％減の362万3000人となった。出国者数は6.9％減の184万9900人、入国者数は6.7％減の177万3200人。燃油サーチャージの値上がりや景況感の悪化により、海外旅行の手控えが影響し、7月10日に発表した推計値よりも12万7000人下回った。

　出国のピークは8月9日が4万8700人。前年も同日がピークだったが、人数は5万4949人で6249人減少した。続いて7月19日が4万5900人、8月3日が4万5500人。前年は第2ピークが8月10日の4万9378人、第3ピークが4万8705人であることから、後半が伸びず、間際の需要が取り込めなかったようだ。


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◆成田、夏休み旅客推計値は4％減の375万人、出発ピークは8月9日（2008/07/11）