じゃらん宿泊調査、昨年の宿泊旅行者は0.9%増、のべ泊数は1%増

  • 2008年7月29日
 リクルートのじゃらんリサーチセンターの宿泊旅行調査によると、2007年4月から2008年3月までの宿泊旅行者数は前年比0.9%増ののべ1億 7500万人で、のべ宿泊数は1.0%増の2.96億泊となり、旅行者、泊数ともにやや増加した。ただし、宿泊旅行の経験者の割合は昨年の64.7%から63.8%へと2年連続で減少したが、平均旅行回数は2.77回から2.83回に増加したことから、述べ宿泊者数が増加した。また、宿泊旅行にかけた費用は8兆6781億円となり、昨年の8兆6180億円から微増となった。この内訳では個人旅行がやや減少し、7兆2247億円(前年7兆1702億円)、パック旅行が1兆4534億円(前年1兆4478億円)とわずかだが増加した。

 なお、宿泊旅行の同行者は夫婦二人がもっとも多い23.8%だが、小学生以下の子供をつれた家族旅行、その他の家族旅行などがそれぞれ0.4%ポイント現の12.4%と0.2%ポイント減の9.3%、職場やサークルなど団体旅行が0.4%ポイント増の6.1%となったほか、一人旅が0.8%増の12.0%となった。