アクセス、杉元力氏が新社長に就任、「航空会社との関係を密に」

  • 2008年7月17日
 アクセス国際ネットワークは7月15日、航空会社向けにパーティを開催、新たに代表取締役社長に就任した杉元力氏が今後の抱負を述べた。燃油サーチャージ高騰による減便や運休が決定する中で、「航空業界の厳しい環境は簡単に解消されないだろう」と踏まえ、「今こそ航空会社との関係をさらに密にし、一緒に問題を解決していきたい」と語った。さらに、具体策についてはこれから考えていくとしながらも、新たな試みの展開を示唆。また、前代表取締役社長の松原善朗氏は、日本の旅行会社と日本発着の航空会社を重視する姿勢で、「日本市場に合致した手段で、CS強化と正確で早い運賃の提供に注力してきた」と振り返った。

 なお、昨年度の日本におけるBSP発券のシェアは、約50%をアクセス、残りをインフィニ、ガリレオ、アマデウス、ワールドスパン、セーバーが占めている。また今年4月から、発券機を必要とせずに帳票類の出力が可能な「E−print」の提供を開始し、6月からの完全eチケット化に対応している。


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