JTBパブリッシング、宮脇俊三氏の長女が父の足跡をたどる紀行文発刊

  • 2008年7月10日
 JTBパブリッシングは7月10日、作家の宮脇俊三氏の長女である宮脇灯子氏の鉄道紀行デビュー作「父・宮脇俊三が愛したレールの響きを追って」を発売した。鉄道紀行文学の第一人者である宮脇俊三氏の足跡をたどる内容。灯子氏は俊三氏の存命中は鉄道紀行に興味を持たなかったものの、没後に著作を読み、鉄道を深く愛する父の顔を知ったという。灯子氏の作品は、鉄道に対する愛着とほのぼのとした文体が俊三氏を彷彿とさせる内容で、銚子電鉄や鹿島線・鹿島臨海鉄道、山田線、肥薩線など、俊三氏とゆかりのある12路線を選んだ。四六判224ページ、1575円。