ワタベ、メルパルクの11施設を賃貸借、ブライダル、インバウンド需要見込む

  • 2008年6月19日
 ワタベウエディングは6月18日、日本郵政が保有するメルパルク11施設について、定期建物賃貸借基本協定を締結した。対象はメルパルク仙台、東京、横浜、長野、名古屋、京都、大阪、岡山、広島、松山、熊本の11施設。ワタベでは全国主要都市に店舗を展開しており、今回の対象施設の立地のよさと地域密着型の営業展開にメリットがあると判断した。運営開始日は10月1日の予定。

 ワタベでは宿泊施設の運営について、福岡山の上ホテル、目黒雅叙園で実績がある。今回の11施設については、ウェディング需要のほか、ワタベが現在推進するアジアからのインバウンドの受け皿になるとも期待。ただし、今後、最終契約締結に向けた細部の協議を進めるため、具体的な方針などはその後、決定していくことになる。


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