中部、国内線の旅客施設使用料を改定−需要減少の見込みで

  • 2008年6月2日
 中部国際空港は10月1日から、国内線の旅客施設使用料を現行の1.5倍となる1名につき300円(小児用割引航空券保持者:150円)に値上げする。現在の200円(同:100円)は、対象施設投資額に対し、817万人の需要があると見込んで算定されたもの。しかし、このほど対象需要が653万人に減少すると予想を下方修正したことから、使用料の金額を引き上げたとしている。

 なお、旅客施設使用料は、出発・到着コンコース、ゲートラウンジ、保安検査場、チェックインロビー、出発・到着ロビーなどの国内線旅客供用施設の投資額の回収に充てるもの。投資額は193億円で、年間19億9000万円の回収が必要と見込んでいる。