ワタベ、上海に2店舗目をオープン、初年度1億円の売上見込む

  • 2008年5月30日
 ワタベウェディングの子会社で中国挙式サービス事業の運営会社である「華徳培婚礼含む有限公司」は6月1日、上海の浦東地区の複合商業施設「上海湾(シャンハイベイ)」内に、「ワタベウェディング上海湾店」をオープンする。ワタベでは2007年5月の中期事業計画で、4つの中核事業の1つに中国挙式事業を掲げており、なかでも年間約10万組の挙式があるといわれる上海は、主要事業として本格的に取り組んでいた。中流層をターゲットに、2004年に開店したオークラガーデンホテル上海内の「薇蒔(ウィズ)花園店」で培ったノウハウとサービス品質を武器に、6月から12月の初年度で取扱数は約400件、売上は約1億円を見込む。

 店舗はドレス・タキシードショップ、フラワーショップ、婚礼写真撮影スタジオの3つの施設を設置。さらに、1組のお客に専属の接客員が付く日本的な決め細やかなサービスを提供する新形態のブライダルショップとする。このほか、ワタベグループの認知拡大を目的に、恋愛や結婚をテーマとした現地のテレビ番組「相約星期六(和訳:土曜日にあいましょう)」と業務提携し、番組内の衣装提供や新しいウェディングの提案を含め、中国におけるブランド確立をめざす。