成田空港、ゴールデンウィークの出国者は7%減−日並びなど影響

  • 2008年5月13日
 成田国際空港(NAA)のゴールデンウィーク期間中(4月24日〜5月7日)の出国者数は、前年比7.0%減の47万3900人となった。入国者数は8.6%減の46万6100人、合計は7.8%減の94万人となり、4月中旬に発表した推計値を割り込んだ。NAA旅客ターミナル事業本部企画調整グループは推計値とのズレについて、「日並びと燃油サーチャージ、中国方面の不調が予想以上に影響した」と説明。方面別で最も落ち込んだ中国線は17%減、太平洋線も10%減となった。一方、韓国や台湾、グアムは、近さや比較的安い燃油サーチャージの効果もあって約2%増から約5%増であった。

 出国のピークは4月26日の4万3000人で、前年のピークの4月28日と比較すると14.7%減。入国のピークは5月6日の4万9200人で、前年同日と比べて15.1%減であった。なお、ターミナル別の出国者数は、第1ターミナルが6.1%減の23万6800人、第2ターミナルが7.8%減の23万7100人となった。